2003/4/20
彦根城 その2



↑彦根城天守。


玄宮園より天守を望む。
下の家が八景亭

彦根城2日目。
天気予報によると午前中は曇り、午後からまた雨、
ということだったので、
9時頃からお城観光スタート。

観光マップにあるベーシックコース(約90分)を
ぐるっと回って天守閣を降りて玄宮園に。
玄宮園は静寂の似合う美しい日本庭園なのですが、
ひととおり回ったところで、
降ったりやんだりしていた雨が急に激しくなってきました。

玄宮園の中には八景亭という
江戸時代の建物を利用した料理旅館があります。
彦根に来る前からネットでチェックして
できたらここで食事をしようと計画していました。
妹が「予約なしでも大丈夫ですか」と聞きにいったところ、
「大丈夫ですよ」とのこと。
しかし、料金が一人6000円(サービス料別)と聞いて
私はひるみましたが、妹は「せっかくだから」と主張。
雨も激しくなってきたし、ちょうど昼時だし、
食事をしていくことにしました。

通された和室はさっきまで見て回っていた玄宮園の庭が
一望に見渡せる素敵な部屋でした。
案内してくれた仲居さん(女将さん?)によると、
「そちら(妹の座っている席)がお殿様の席で
後ろは隠し扉になっていました。
こちら(私の席)はお姫様の席になります。
この建物を料理旅館に改造したときに、いくつか手をいれたのですが、
いまでは文化財となっているため、修理にも市の許可が必要で、
水回りとか柱の傾きとかすぐにでも修理したいのですが、
調査してからでないとできないんです」とのこと。

そもそもこの玄宮園も入園料(500円、彦根城とセット)を
払わないと入れない場所な訳です。
和室の窓からは、池をはさんで
他の観光客が歩いているのが見えます。
観光スポットの中の江戸時代の建物で食事する贅沢!
(ちなみに和室は全部で2部屋しかないので、
私たちは一番いい部屋を借り切っていたことになります。)

この和室から見ると、まるで池の中に浮かんでいるような感じで、
雨が降りしきる池を眺めながら食事をしました。
食事もカシスのワインと先付から始まり
桜をテーマにした和のフルコース。
結局、サービス料込みで7200円というお値段だったのですが、
それだけ払っても惜しくないおいしさ&眺めを楽しむことができました。

ゆっくりお昼を食べて外に出ると
ちょうど雨が上がって、さっきまでは曇って見えなかった
天守閣がよく見えます。
もう一度、天守閣に戻り、着見台から琵琶湖を眺め、
今度は別コースを回って城内周辺を散策。
その後、ホテルに荷物を取りに行っておみやげを買ったり、
和菓子を食べたり、ヴォーリズの建物を見に行ったりしたのですが、
なによりも今回の旅の思い出はオーミケンシと八景亭でした。


↑いろは松。


↑佐和口多門櫓。


↑埋木舎のあたり。


↑天秤櫓.。


↑三重三階の天守。
姫路城とくらべるとこぢんまりしてます。


↑への字の屋根が美しい。切妻破風、入母屋破風、
唐破風とかいろんな様式が組み合わさっているそうです。


↑西の丸三重櫓付近。

↑着見台より琵琶湖。

↑玄宮園

↑同じく玄宮園。

↑八景亭。


↑八景亭内部。


↑八景亭の窓からは池が見えて、
池の中に浮かんでるような気分になれます。


↑鯛の桜蒸し



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